• We pursue a creative activity!!!


    ある時、ほとんど初対面の音楽仲間と食事に行った時の事。
    話は差し障りのない所からスタートして、その内、女がどうだとか、”あれ”の手術はした方がモテるんだとか何だとか、まぁ、くだらないっちゃくだらないけど、それなりに場が和む、楽しい会話だった。


    そうして、話は当然の如く(?)音楽の話になった。

    (友達)「えっ、一成はどんな曲作ってるの?」

    ってなところから、我知らず熱くなり出してしまった一成は、またもや、要らぬところまで突っ込んだ話をしてしまう・・・。

    (一成)「僕はね、どうしてもお金が欲しいんだ。だから、まずは売れる曲をたくさん書きたいんだ。今はそれしか考えてないくらいだよ。」

    (友達)「えっ、何、じゃ、金のために音楽やってるって事?どうなのそれ!?」

    (一成)「えっ、だってお金稼がなくちゃ何も始まらなくない?」

    (友達)「いや、俺たちは純粋に音楽がやりたい。やりたい音楽をやって、楽しみたいよ。金なんて無くていい。」

    (一成)「えっ、でもさ、やるからには一人でも多くの人に自分達の音楽を聴いて貰いたいと思わない?」

    (友達)「うん、そりゃ思うよ。」

    (一成)「えっ、それって、結局お金を稼ぐって事じゃない?」

    ・・・・・



    この後、この友達は、飽く迄音楽とお金は切り離して取り組みたい、というような内容の事を言っていた。

    僕は、その話をうんうんと言って聞いていたのだが、内心ではその話を矛盾したものだと思っていた。



    ーーーまぁ、結論から言えば、僕はどうやら距離を置かれたらしいんだけど、

    いや、そうじゃないんだ。言葉が足りなかった。 僕が言いたいのはねーーー。


    ―――・―――・―――


    皆けっこー、お金に対してネガティヴなイメージを持ってると思うんです。あまり口にしてはいけないもの、みたいな。

    でも、お金って、人と人とがコミュニケーションを取る上での、一つの手段であって、単なるツールだと思うんです。


    例えば音楽家は、”皆が聴いてくれる音楽”を書くことで、ファンの方からお金を貰います(まぁ、この段階で、そもそも”お金”ではなくてもいいんだと思うわけですけれども、その話はまた別項にて。)

    すると、この音楽家はそのお金で

    ・よりいい機材を購入出来る

    ・音楽に取り組める時間が増え、結果、よりいい音楽を制作する事が出来る

    そして、これによってより満足度を満たされたファンは更にお金を支払って、この音楽家のコンテンツに触れようとします。

    同じように、この音楽家にとってもやはりお金を出してまでも取得したい技術やコンテンツ(譜面や教材諸々)、また、確保出来る練習場所などを所持した人達が存在します。

    こういった個人や業者の方達も、この音楽家からお金が支払われる事により、より最適なサービスを提供する事が可能になります。



    このようにして、地球全体がどんどん大きなスパイラルで動いていく事になりますね。より活発かつ、より有意義な巡りになるわけです。

    当たり前っちゃ当たり前なんですが、


    要は、極端な話、皆の共通価値の具象物である”お金”か動かないコンテンツでは、結局はオナニーをしているのと一緒で、他者とのやり取りが出来ないため、地球の巡りに参加出来ないってな事になるんですよね。

    つまり、お金ってのは一つの基準なわけで、それを行動基盤の目標にするってのは、決して疚しい事でも間違った事でもないと思うんですよね。




    まぁ、長くなりましたが、思えば、お金に関して言及したい事はまだまだあるので、また次の機会にでも触れさせて頂ければと思います。



    さて、だんだん暖かさも増して来て、いい季節ですね(ここ日本では)。

    今日もまぁ、穏やかに少しづつ進んで行きましょう。


    一成



    あっ、付け足し。
    この時お話させてもらったお友達は、(ここではこの文章のために、こんな書き方をしてるけど)めっちゃいい人達です。今後も、末長くお付き合いさせて頂きたいと思っています。それだけ、付け足しておきます。




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