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    「継続こそは力なり」

    とは、良く耳にする言葉であるが、
    案外に物事を継続出来ないという方が多いのではないだろうか。

    勿論、偏に何でもかんでも継続すればいいというものでもなく、取り敢えず経験として肌感覚の体験をしてみたものの、まぁ、興味が移って今は違う事をしているんだ、という

    「まぁ、一度触れてみた」

    の積み重ねも大切だろう。
    それらは、当人の視野を広げるし、その分野ごとの出逢いもあるだろうし、何よりそこでの経験は一つの”点”となって、その後の人生に何らかの形で助力となり得よう。

    僕も、今までにたくさんの事に触れて来た。その一つ一つが僕に思い出を与えてくれたし、何処に居ても、一貫して”人間”を学べた事は、僕の何よりの財産となっている。


    が、やはり、人の最大の魅力と成り得るのは、一つの事を継続する事から生まれる説得力と自信である。

    一つの事を5年続ければ、それはその人のアイデンティティとなるだろう。

    そして、それを10年続けた時、それは紛れも無くその人の武器となり、生活の糧となる。
    同時にそこまで踏み入れた人にしか無い”謙虚さ”は、かなり希少なものである。この謙虚さは、返って、なかなか一般の人のセンサーには引っかからない程のベールを当人に纏わせる。




    では、何故皆一つの事を継続出来ないのか。

    逆に言うと、物事を継続する人はどういう人なのだろうか。


    まず、
    「意思」とか「忍耐」とか、そういう類のワードを連想する人はおそらく継続力の無い人に該当する。

    逆に、継続力のある人というのは、

    “遣り方を工夫する”

    発想を持つ人たちだ。


    この”工夫”の具体的な方法は、分野によっても異なり、話に収拾がつかなくなる恐れもあるため、今回の記事では細かな具体例は省くとする。
    代わりに、いづれの分野にも普遍的に通ずる一つの技を紹介しようと思う。



    それは、”適時、ミクロマクロの視点を切り替える”事だ。


    まず、”ミクロの視野、マクロの視野”とはどういったものかというと、
    今取り組んでいる、或いはこれから取り組もうとしている物事に対して、恐らくは必要になるであろう労力と時間幅の概要を適切に捉える分析力を意味する。

    その内、先に後者の”マクロの視野”から説明すると、
    これは、今しがた述べた夢実現のために必要な
    労力や時間を”概観する”事だ。
    一年後にはこの辺りまで行っていて、十年後には、多分こんな形になっているーー実現出来ているだろう、と全体像を見る事だ。俯瞰する力と表現してもいい。

    逆に、”ミクロの視野”というのは、その概観図を細かく切って、一年単位、一週間単位、更には”今日自分が出来る事”と具体的に起こすべく行動の指針を見出す事を言う。



    人が何かの夢を持った時、その実現のためには膨大なエネルギーと時間を要する。

    ここで、多くの人はミクロの視点しか持たないために、”夢の実現”というワードがかなり大きなものと感覚ーー錯覚してしまってビビってしまう。
    例えば、筋トレで言うと、
    継続出来ない人というのは、ミクロの視点だけを持っているため、一週間では目に見えて効果の出ない事を悲観してしまって、

    「あぁ、こんなのいくらやってもダメだ!
    ただ疲れるだけだよー。」

    と、疲弊して行くばかりの結果になる。
    気付けば、ジムに入会した事実があった事さえ忘れている。

    そして、ここで継続出来る人というのは、

    「三年後の自分の体はおそらくこんなんになっているよな。
    十年後はきっとここまで行ってるだろー。ヤベェー、なかなか格好ェ〜じゃねーかぁ!」

    と、未来を見る事が出来る。
    そのためには、
    「今日はここまでで止めて置いて、明日もいつも通り熟そう(ーー自分が継続出来るメニュー設定を構築する。それは随時変更される事もある。)!。」
    と、冷静に自分を分析して、未来の成功している結果へと着実に向かって行く。



    このように、物事を上手い具合に持って行くためには、常にミクロとマクロの視点を切り替えて、随時適切な形で臨まなければならない。
    マクロの視野ばかりを持っていても、具体的に為すべく行動が分からず、何も始まらないという状況になってしまう。
    逆に、ミクロの視野ばかりを持っていても、自分がやりたい事の本質を見失ってしまって、現在取り組んでいる物事の意味さえ疑われ出すという事態に陥ってしまう。



    つまり、このような”工夫”の出来る人間こそが物事を成功へと導く力を持った逸材という事になる。

    話は至極簡単だ。
    誰にでも出来る。

    要は、工夫しろ!

    それだけだ。



     
     


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