僕らは、
「一体どうしたら自分のチンチンが気持ち良くなるのか」
って事ばかり考えてる、どうしようもない生き物なのだ。
総理大臣も、社っ長ょさんも、男も女も、
皆、同じように馬鹿な事ばかり考えて生きている。
これが僕らの大前提である。
そこから全てが始まっている。
しかし、そんなどうしようもない人間同士の付き合いだからこそ、そこには相手に対する敬意や思い遣りが必要不可欠になって来る。
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自分が、
例えば、月(別に火星でも木星でも何でもいい)に一人で暮らしていたらーーつまり、他人を意識せずにただただ呼吸だけを繰り返す生命体であったのなら、
おそらく、自身の生活に対する全ての意欲が無くなっているのだろう。
学業で一番を取りたい。
フェラーリに乗りたい。
人に優しくしよう。
自分の居場所を作ろう。
あの子と打ち解け会いたい。
あの子を支える経済力、人間力を付けよう。
もっと、まともな人間になりたい。
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枚挙に遑も無いが、
兎に角、我々の一切の欲求や希望(ここには、それに呼応する無気力や絶望も含まれるが)といったものは、
“他者の存在を意識する”
事によって始めてそれが具象化する。
ーー形になる。
行動になる。
真実になる。ーーー
しかしながら、殆どの人がこの事実を意識出来ずに生活を送っているというのが実際の所なのかもしれない。
もちろん、この、人と接して過ごす、というのには、当然苦しい事が内在する事実も否めない。
人に傷付く。
人間恐怖症に陥る。
裏切られる。
騙される。
酷い仕打ちを受ける。
馬鹿にされる。
・・・・・・
同時に、自分さえも振り返ってみれば、これらをも覆す程の”悪行”を数多く繰り返して来た事に思い当たる。
あの時、あの人にしてしまった事。
あの時、自分の唯一の親友にしてしまった酷い仕打ち。
人の心が分からなくて、自分の空虚な自尊心がために相手を否定してしまった事。
もしかしたら、あの時のあの人は、自分の一言があったために、その後の当人の人生にトラウマを残してしまったのかもしれない。
・・・・・・
これ又、枚挙仕切れぬ。
でも、これらの連綿とした繰り返しの中で僕らは日々の呼吸を紡いでいるという事実は、地球が興って以来、どの国、どの時代にも変わらず続いて来た僕らの”真実”だ。
僕らはそれを、馬鹿みたいに繰り返して来た。
気の遠く成る程、繰り返して来た。
この事は、誰一人として目を瞑れない事実なのだ。
そう、僕らは、後悔しても後悔仕切れぬ経験の上に今日の自分がいる。
そして、それらの全ては、常に”他人”が関係していた。
他人と共に自分がいた。
思い出の全ても、笑い合った全ても、どこにもかしこにも、やっぱり人がいたよな。
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自分も相手も、死ぬその瞬間まで”未熟者”なんだ。
それが僕らの大前提である。
だから、ちょっとした事で他人を嫌うな。
貶すな。
突き放すな。
否定するな。
相手も、自分の無様な部分を理解(わ)かった上でお付き合いしてくれている。
自分も救いようも無い程の馬鹿なのだから、
人と付き合う時は、それを常に懐に閉まった上で相手の懐に手を伸ばそう。
自分も人も、時と共に必ず成長する。
だから、人と触れ合う時は大きな時間軸も含めて、大きな気持ちで接しよう。
そして、金よりも、自分のチンケな名誉とやらよりも、大切な”人との繋がり”という大木を大切に育てて行こう。
これは、形の無いものであるから、皆その重量、質量、価値を見失いがちだが、
この”形の無いもの”こそが、本当に大切にすべきものであり、何よりの財産なのである。
通帳に積み重なっている”数字”なんかよりも、人との繋がりに投資して行け。
そうだ、人との関係は50年単位で考えよう。
僕は、4年、5年(どころか、10年でも)って連絡を取り合わない相手でも、頭の何処かにちゃんと保存してある。
そして、それら全ての繋がりを今日を生きる自身のエネルギーに変換している。
イメージで言うと、孫悟空の”元気玉“だな。(←調べた所によると、この元気玉とやら、「善人」にしか使えないらしく、当の俺は「悪人」を全うしているが、これには例外もあるという認識でいいのか?www)
NARUTOで言う所の”チャクラ“だな。(これの解説って何話だったかな。調べても出てこないや。皆のチャクラは、実は元々一つなんだって話。)
もう最強だよな。
敵無しよ!
というか、敵も皆味方だよ!(←いや、あんま意味分かんねェーなぁ。)
まぁ、今回のテーマはそろそろ締めに入る。
僕は、甚だしく烏滸がましい事を承知の上で言うと、
少しでも周りの人を潤せるような人間になりたいと思っている。
日々貰っている数え切れない程の”真実”に少しでも還元出来る人間になりたいと思っている。
そう、このように人の存在を意識すればする程、それは自身の中でのエネルギーと成る。
これが、馬鹿な男一成の人生哲学だ。
まぁ、人間関係50年と題したが、実際、50年も付き合えば、そのまま死ぬ迄付き合うわな。
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相も変わらず子供なままの一成ですが、今後ともお付き合いの程宜しくお頼み申します。